2018年5月30日お知らせ
四十九日法要の三月越し(みつきごし)を避ける理由とは
四十九日法要とは亡くなってから49日後に行う法要になります。これは、亡くなってから冥土に49日間の旅に出られます。そして、7日ごとに供養を行い、旅を終える49日で忌明けを迎えます。この忌明けに行う供養を四十九日法要と言います。
亡くなるタイミングによっては、四十九日法要まで3か月に及ぶことがあります。これを三月越しと言います。
この三月越しは縁起が悪いとされていますが、
三月(みつき)→身付(みつき)→身に付く
ということで、四十九日と合わせて、「始終(しじゅう)、苦(く)が身に付く」という考えから、亡くなってから四十九日法要までに三月に及ぶと縁起が悪いと考えられるようになったようですが、あくまでも験担ぎです。
四十九日法要を行う際に、三月越しにならないよう、法要の日程を前倒しする方もおられますが、無理に日程を調整する必要はないかと思います。
49日の旅に出ておられる期間になりますので、故人様がしっかりと成仏して頂くためにも、無理な日程調整は避けた方が良いと思います。
※各宗派、地域により上記について異なる場合もございます
今後とも、さつき祭典をよろしくお願い致します。