2020年2月21日お知らせ
神式のご葬儀
仏式の場合は亡くなると極楽浄土に行かれますが神式では家の守り神になると言われています。
この考えに基づいて行われるのが神葬祭と呼ばれるもので、これはいくつものおまつりから構成されています。
このおまつりの中の「葬場祭」が仏式でいう告別式になります。他には出棺の際の「発柩祭」や火葬場での「火葬祭」、無事葬儀が終わり家に帰ったことを報告する「帰化祭」などがあります。
葬儀が終わると仏式でいう「初七日」などの代わりに「十日祭」「二十日祭」「三十日祭」「四十日祭」と続き「五十日祭」で忌明けとなります。その後に「百日祭」「一年祭」と続いていきます。
葬儀が終わって当日に納骨をすることがほとんどですが、近年は五十日祭までご自宅にご安置されることも増えてきました。納骨の際には「納骨祭」というおまつりがありますので、いつ納骨をされるのか斎主様にお伝えすることが必要となります。
また、忌明けまでは神式では死を「けがれ」と考えるので神社の鳥居をくぐったり、御宮参りも控えなければいけません。これは近親者のみですが、ご当家はもちろんどこまでの方が該当するのかは親族間でお話合をされたほうが良いと思います。
神式の葬儀は多くはありませんが、仏式の方でも知識として持っておられると良いと思います。
コロナウイルスやインフルエンザ等も流行っていますので皆様体調管理には十分ご注意していただきたいと思います。
今後とも私共さつき祭典をよろしくお願い致します。